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特殊清掃をするのに、資格は必要なのか?
特殊清掃は腐敗した遺体から出る血液や体液の清掃、腐敗臭(死臭)の脱臭作業をお仕事として行うため、細菌や臭い、使用する薬剤や家屋の構造に至るまで様々な角度からの知識や経験が必要な職業です。
特殊清掃の資格とは?
孤立死・孤独死や自殺、事件に巻き込まれ、腐敗された故人を天国に送るため、また適切な作業とサービスを提供するため、「事件現場特殊清掃士」という資格があります。
資格がなくてはできない、わけではありません。
スリーエスも法人のパートナー契約シップを結ぶ「遺品整理士認定協会」が高齢化社会の中で孤立死等が都心部を中心に急増している時代背景を受け、「事件現場特殊清掃センター」という団体を2013年に立ち上げました。
現行、特殊清掃に関しては法整備が追いついていないこともあり、事件現場特殊清掃士の資格がなければこのお仕事ができないわけではありません。
しかしながら特殊清掃はその特殊性から感染症や消毒・脱臭方法に至るまで知識が不可欠です。そのため多くの特殊清掃専門会社が同協会の認定資格を受け、特殊清掃の技術向上と安全化に努めています。
まずはテキストを元に学習
以前このコラムでも「遺品整理士認定協会の遺品整理とは?取得までの流れ」で詳しく触れましたが、遺品整理士の資格を取得するのと同様、事件現場特殊清掃士に関しても、まずは教養を身に着ける必要があります。
協会へ受講を申し込み、1週間前後で届く教本を元に、特殊清掃に対する心構えや適切な手順、使用薬剤から感染症の知識まで、様々な項目の学習を行います。
その後レポートを提出し、センターより合格通知が届いた段階で晴れて事件現場特殊清掃士となることができます。
その後、実務セミナーで経験を積む(任意)
特殊清掃は机の上で勉強すれば明日から現場で1人前の仕事ができるような職業ではありません。
「習うより慣れよ」これにつきます。凄惨な現場、強烈な臭いとの戦いの中、臭いの根源を適切に判断し、現場ごとに応じた薬剤の希釈・脱臭完了までには様々なプロセスがあります。
正確な判断を見誤れば、臭いは消えませんし、ひいてはお客様へ多大な迷惑をおかけすることにもつながります。
同協会では年に数回、特殊清掃の第一線で活躍する様々な地域の企業と連携を図り、これから特殊清掃業へ身を置こうと考えている方々に実務セミナーも開催しています。
そこで特殊清掃のノウハウを実際に現場にて肌で感じることで、得るものもたくさんあります。
スリーエスはもちろん受講済みです。
事件現場特殊清掃士にお任せください!
特殊清掃は先述した通り、気持ちがあればだれでも業を成すことが可能です。しかし、知識や経験がなければ、何より強い気持ちがなければ務まる仕事ではありません。
現在スリーエスでは事件現場特殊清掃士が複数名在籍しており、日々現場へ出向いて様々な場所の特殊清掃を行っています。亡くなっていた場所がフローリング・畳・クッションフロア・トイレ、はたまた布団の上、ベッドの上などなど、そのパターンは様々です。
その都度適切な処置と経験がなければ腐敗臭は決して消えません。
安心・安全な特殊清掃業者に頼みましょう!
名古屋で特殊清掃・遺品整理・生前整理なら実績豊富なスリーエスへ。
特殊清掃に関しては業者選定もお客様にとっては大切な作業の一つとなります。同じ現場でも会社が違えば施工の仕方も様々です。
スリーエスでは費用負担軽減を第一に、取替箇所は最低限にできるよう清掃を中心に作業を行っていくことで多くのお客様・法人様より重宝いただいております。
「全部新品に取り替えたのに臭いだけが残った!」という場合、臭いの根源が完全に断ち切れていない場合がほとんどです。
汚染箇所に対する特殊清掃が的確に行われているからこそ、のちのリフォームやハウスクリーニングの価値をより高めることができますので、経験や実績を多く積んだ特殊清掃業者へ作業を依頼することをオススメします。